ホワイトカラー
「ホワイトカラーとして働く」などのように使う「ホワイトカラー」という言葉。
「ホワイトカラー」は、英語で「white-collar worker(s)」と表記します。
「ホワイトカラー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ホワイトカラー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ホワイトカラーの意味
「ホワイトカラー」には次の意味があります。
・雇用従業員のうち、知的・技術的労働や事務・販売の仕事についている者。(出典:デジタル大辞泉)
「ホワイトカラー」はデスクワーカーを意味する言葉で、元々は、事務系の職種に就く労働者が白い襟(カラー)のシャツを着用することが多いことがその語源となったといわれています。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・体の色からいって、労働者ではなく、明らかにホワイトカラー族である。
(出典:斎藤栄『まぼろしの完全犯罪』)
・ホワイトカラーの犯罪はめったなことでは殺人と結びつかないのである。
(出典:森村誠一『悪魔の圏内(テリトリー)』)
・ホワイトカラーの仕事と知識ワーカーの仕事はそういう意味で大きく異なります。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・そこで、実際に東京に本社のある大企業の本社のホワイトカラーを調査をしてみることにした。
(出典:高橋伸夫『できる社員は「やり過ごす」』)
・ホワイトカラーという人種は、毎日、こんなにひどい目にあっているのか。
(出典:花村萬月『幸荘物語』)
・特にホワイトカラーでは三十五歳を中心に前後二歳程度。
(出典:重松清『カカシの夏休み』)
・情報システムの投資対効果はホワイトカラーの生産性が上がるかどうかで判断されてきました。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・おれの蔵書や計画やコンピューター・システムをくだらんホワイトカラーどものために残していく気にはなれません。
(出典:R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 3 ゼロスの戦争ゲーム』)