ブラフ
「ブラフをかける」などのように使う「ブラフ」という言葉。
英語では、「bluff」と表記します。
「ブラフ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ブラフ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ブラフの意味
「ブラフ」には次の意味があります。
・ 虚勢。はったり。(出典:デジタル大辞泉)
うわべだけの空威張りや嘘を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・どこまでがブラフでどこまでが本気なのか、まったくわからない相手だった。
(出典:五十嵐貴久『TVJ』)
・きみがこれだけ見事なブラフをやりつづけて来たことに、おれは感心するよ。
(出典:モーム/田中西二郎訳『幸福』)
・ポーカーというゲームは、ブラフでも戦かえるという点が、実に面白い。
(出典:阿佐田哲也『ばいにんぶるーす』)
・エレベーターに乗ったというのはブラフか。
(出典:松岡圭祐『千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮』)
・これまでの動作は一種のブラフだった。
(出典:高千穂遙『クラッシャージョウ・シリーズ(全13巻) 10 ダイロンの聖少女』)
類語
・虚仮威し(こけおどし)
意味:見せかけはりっぱだが、中身のないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・はったり
意味:相手を威圧するために、大げさな言動をしたり強気な態度をとったりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・空威張り(からいばり)
意味:実力がないのに虚勢を張ること。(出典:デジタル大辞泉)
・虚威(きょい)
意味:うわべだけの威勢。(出典:デジタル大辞泉)
・張子の虎(はりこのとら)
意味:見かけだおしの人などをあざけっていう語。(出典:デジタル大辞泉)