フォント
「フォントをいじる」などのように使う「フォント」という言葉。
英語では「font」と表記します。
「フォント」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「フォント」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
フォントの意味
「フォント」には次の意味があります。
・活字で、同一の書体・大きさの、大文字・小文字・数字・記号などの一揃い。または、コンピューターで使われる書体データのこと。(出典:デジタル大辞泉)
コピーライターやWebデザイナーが活躍する昨今には欠かせないものです。
文字一つでありながら、独自の書体を以て伝えたいものを表現出来る媒体のひとつです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・統一感を持ってデザインされた印刷用の文字は、フォントと呼ばれます。
(出典:富田倫生『本の未来』)
・同時に、右手のみによるタイプが視界に桜色のフォントを表示させる。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第9巻 -七千年の祈り』)
・まるで俺の読む速度に合わせたようにカーソルは無骨なフォントを紡ぐ。
(出典:谷川流『4 涼宮ハルヒの消失』)
・底本では、見出しの数字部分のフォントは、サイズが大きくなっています。
(出典:宮部みゆき『模倣犯-上』)
・これはフォントの問題ですので、フォント製作者によって修正されるのを期待するべきでしょう。
(出典:エディングス『エレニア記1 眠れる女王』)
類語
・書体(しょたい)
意味:字体を基本とした文字の体裁。漢字の楷書・行書・草書・篆書てんしょ・隷書など。(出典:デジタル大辞泉)
・デザイン
意味:図案や模様を考案すること。また、そのもの。(出典:デジタル大辞泉)
・筆跡(ひっせき)
意味:印刷文字に対し,個人に特有な手書きの文字やその書きぶりをいう。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目辞典)
・活字書体(かつじしょたい)
意味:活字として、印刷を前提にデザインされた書体。(出典:デジタル大辞泉)