パイロット
「パイロットの資格を取る」などのように使う「パイロット」という言葉。
英語では「pilot」と表記します。
「パイロット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「パイロット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
パイロットの意味
「パイロット」には次の意味があります。
・元来は水先人のことだが,航空機の操縦士を指す場合が多い。(出典:百科事典マイペディア)
「水先人」は船長を支える補佐役であり、船の安全を守る専門家です。
「パイロット」はもともと「水先人」のことですが、現在では主に「飛行機を操縦する人」を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ある筋を利用して、パイロットたちには秘密訓練だと伝えてあったんだ。
(出典:山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』)
・そうなればますますパイロット・スーツの機能が邪魔となってきていた。
(出典:富野由悠季『機動戦士ガンダムIII』)
・滑走路に出てみると、もう空を見上げているパイロットの姿が見られた。
(出典:井上靖『星と祭下』)
・種を明かすと、この爆発の第一発見者は民間航空機のパイロットなのさ。
(出典:中村正『元首の謀叛』)
・宇宙パイロットは、しばしば、その終焉の地を誰に知られることもない。
(出典:光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』)
類語
・飛行士(ひこうし)
意味:飛行機などの操縦士。また、その乗組員。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ナビゲーター
意味:操縦者。航海士。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・案内者(あんないしゃ)
意味:道案内をする人。導く人。案内役。先導。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・引率(いんそつ)
意味:率いること。引き連れること。(出典:デジタル大辞泉)
・操縦士(そうじゅうし)
意味:航空機を直接に操縦する技能をもち、その資格を与えられた者。(出典:精選版 日本国語大辞典)