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帰結とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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帰結

「議論の帰結」などのように使う「帰結」という言葉。

「帰結」は、音読みで「きけつ」と読みます。

「帰結」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「帰結」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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帰結の意味

「帰結」には次の二つの意味があります。

いろいろな議論や行動などが最後におちつくこと。また、そのおちついた所。
(出典:精選版 日本国語大辞典)

色々な過程を経て、ある結果に落ち着くことを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・死は単なる病気の帰結というより、もっと不思議で、複雑なものだ。
(出典:養老孟司『からだを読む』)

・戦闘がどのような帰結を迎えたのか、知るには十分なひと言だった。
(出典:福井晴敏『∀ガンダム(下)』)

・日本人はかれらの行為の責任と歴史的帰結とを引き受けた。
(出典:三好徹『チェ・ゲバラ伝』)

・端的に言えば、街の平和は内乱経済のロジックの帰結であった。
(出典:打海文三『裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争』)

・動物や植物の体内にある生命状態の水分は全て、この水に帰結します。
(出典:森瑤子『アイランド』)

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類語

帰趨きすう
意味: おちつくところ。ゆきつくところ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

落ちおち
意味:行き着くところ。結末。(出典:デジタル大辞泉)

どん詰まり(どんづまり)
意味:物事の最後のところ。行き詰まって先のない場所。(出典:デジタル大辞泉)

帰する(きする)
意味:あるところに落ち着く。最後にはそうなる。(出典:デジタル大辞泉)

推論すいろん
意味:ある事実をもとにして、未知の事柄をおしはかり論じること。(出典:デジタル大辞泉)

結論けつろん
意味:考えたり論じたりして最終的な判断をまとめること。また、その内容。(出典:デジタル大辞泉)

挙げ句あげく
意味:物事の終わり。終わってからの結果。(出典:精選版 日本国語大辞典)

終極しゅうきょく
意味:物事の最後。果て。最終。(出典:デジタル大辞泉)

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