ハンディキャップ
「ハンディキャップを克服する」などのように使う「ハンディキャップ」という言葉。
「ハンディキャップ」は、英語で「handicap」と書きます。
「ハンディキャップ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ハンディキャップ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ハンディキャップの意味
「ハンディキャップ」には次の意味があります。
・弱者から見た強者との差。立場を不利にする条件。ハンデ。(出典:デジタル大辞泉)
スポーツ、特にゴルフにおいては競技成績に大差をつけないために、強者に負わせる負担、または弱者に与える有利な持ち点を指します。
一般的に不利な条件を指して用い、それを負っていると他者より弱い・不利だとされる事柄を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・ただそういうハンディキャップがあることを承知しておいてください。
(出典:ハインライン『地球の緑の丘』)
・それが見えないハンディキャップになっているのも、また事実なのだろう。
(出典:嵩夜あや『乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール』)
・その点が日本では率直にいってハンディキャップではないでしょうか。
(出典:柴田南雄『クラシック名曲案内ベスト151』)
・ちなみにレベルを調整してハンディキャップを付けることも可能です。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第4巻』)
・でもぼくはハンディキャップを背負っていましたから、ご存知のように。
(出典:ジョージ・O・スミス『ブレーン・マシーン』)
・新しく登山具類を買った人は大きなハンディキャップを持っている。
(出典:石川欣一『山を思う』)
・スタートからすでに、大きなハンディキャップを背負っているともいえる。
(出典:東海林さだお『タコの丸かじり』)
・そして人生のあらゆる面でハンディキャップをつけてしまう。
(出典:フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』)