トルネード
「トルネードによる被害」などのように使う「トルネード」という言葉。
英語では「tornado」と表記します。
「トルネード」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「トルネード」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
トルネードの意味
「トルネード」には次の意味があります。
・北アメリカ大陸の中南部地方に多く起こる大規模な竜巻。(出典:デジタル大辞泉)
気象現象の一つです。
地上に発生した竜巻をトルネード、水上に発生したものをウォータースパウト、また、地表に影響しない竜巻をファネル・アロフトと呼びます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・たちまち海水が渦を巻き、それはすぐに巨大なトルネードへと変わる。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第10巻 -Elements』)
・風は氷の板をたたいて、その上で分裂し、無数のトルネードとなって荒れ狂った。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ティーターン』)
・理屈も理論も関係なしの、くすぐったい桜色のトルネードのただ中に。
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ・スピンオフ! 第1巻 幸福の桜色トルネード』)
・これはリングワールドにおける、惑星でいえばハリケーンやトルネードのようなものだ。
(出典:ラリイ・ニーヴン『リングワールド・シリーズ(全4巻) 4 リングワールドの子供たち』)
・新宿にトルネード並みの大台風がきた夜のことでした。なにをやってるんでしょうか。
(出典:桜庭一樹『GOSICK 第1巻』)
類語
・台風(たいふう)
意味:北太平洋西部の熱帯海上、北緯5~20度付近で発生し、最大風速が毎秒17.2メートル以上の熱帯低気圧。8月、9月に多い。(出典:デジタル大辞泉)
・ハリケーン
意味:北大西洋および北太平洋東部で発生する発達した熱帯低気圧。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・竜巻(たつまき)
意味:積乱雲から垂れ下がった激しく回転する気柱。…局地的な大気現象の一種であるが、もっとも破壊的な現象である。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・旋風(つむじかぜ)
意味:小規模な回転する風の渦巻で、辻風(つじかぜ)、つむじ風ともいう。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・渦巻(うずまき)
意味:渦を巻くこと。また、渦を巻いている水流や気体。(出典:デジタル大辞泉)