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矛盾とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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矛盾

「話が矛盾している」などのように使う「矛盾」という言葉。

「矛盾」は、音読みで「むじゅん」と読みます。

「矛盾」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「矛盾」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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矛盾の意味

「矛盾」には次の意味があります。

二つの物事がくいちがっていて、つじつまが合わないこと。(出典:デジタル大辞泉)

韓非子(かんぴし)の矛と盾の物語が矛盾の由来となっています。
ある商人が一番強い矛と一番強い盾を売っていたそうですが、それを聞いた人がその矛で盾を突いてみろと言われ返答できなかったそうです。
この故事から「矛盾」という言葉が誕生しました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・本であることを拒否する本というのは、それ自体が矛盾した存在である。
(出典:津野海太郎『小さなメディアの必要』)

・私はこの歴史の大きな矛盾を簡単に説明する言葉を知らないのである。
(出典:徳永直『光をかかぐる人々』)

・この奇怪な二つの矛盾が葉子の心の中には平気で両立しようとしていた。
(出典:有島武郎『或る女』)

・自分で気のつかない自分の矛盾を今市蔵から指摘されたような心持もした。
(出典:夏目漱石『彼岸過迄』)

・それが今二千円も奮んで茶匙一本を買ふなんて、何て矛盾した事だらう。
(出典:薄田泣菫『茶話』)

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類語

抵触(ていしょく)
意味:触れること。衝突すること。転じて、物事が相互に矛盾すること。(出典:デジタル大辞泉)

不一致(ふいっち)
意味:一致しないこと。ぴったり合わないこと。(出典:デジタル大辞泉)

矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)
意味:つじつまが合わないこと。(出典:大辞林 第三版)

不合理(ふごうり)
意味:道理・理屈に合っていないこと。筋の通らないこと。(出典:デジタル大辞泉)

背反(はいはん)
意味:相いれないこと。食い違うこと。(出典:デジタル大辞泉)

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