チョコレート
「おやつにチョコレートを食べる」などのように使う「チョコレート」という言葉。
英語では「chocolate」と表記します。
「チョコレート」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「チョコレート」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
チョコレートの意味
「チョコレート」には次の意味があります。
・カカオ豆を原料にした菓子および飲料。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
カカオ豆をペースト状にしたものに、砂糖や脂肪分を加えた菓子や、一般的にココアを呼ばれる飲料のことを指します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・女はあのチョコレートを食べているうちに、苦しみ出したにちがいない。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル13] 横溝正史 「三つ首塔」 v0.9』)
・この皿には十五個の黒いチョコレートと、一個のホワイトチョコがある。
(出典:松岡圭祐『千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮』)
・チョコレートを食べるのなんて何年ぶりかなと思い、その後で思い出した。
(出典:東野圭吾『秘密』)
・その晩私は初めからチョコレートを飲んでやろうと思っていたのだ。
(出典:豊島与志雄『蠱惑』)
・当時としては珍しい外国のチョコレートをたくさん土産に持ってきた。
(出典:浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』)
類語
・ココア
意味:カカオの実を炒(い)り、皮を取ったものを粉にしたもの。また、それを湯にとかした飲料。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・クリーム
意味:菓子などを作るのに用いる、やわらかい、白色の脂肪。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ビターチョコレート
意味:ミルクの少ない苦味の強いチョコレート。(出典:デジタル大辞泉)
・ホット・チョコレート
意味:温めたミルクにチョコレートを溶かした飲み物。(出典:デジタル大辞泉)
・ショコラ
意味:チョコレート。ココア。(出典:デジタル大辞泉)