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ダイアローグとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ダイアローグ

「ダイアローグの重要性が叫ばれる」などのように使う「ダイアローグ」という言葉。

英語では「dialogue」と表記します。

「ダイアローグ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ダイアローグ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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ダイアローグの意味

「ダイアローグ」には次の意味があります。

対話。問答。プラトンなどの対話篇。また演劇で独白に対して、相手との対話の形のせりふ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ダイアローグ(dialogue)は、ギリシャ語の「dia(通わす)+logos(言葉)」に由来する言葉で「対話」を意味します。

哲学用語や、小説・演劇・映画用語として使われることが多く、前者の場合は「対話・問答」、後者の場合は「対話形式のせりふ」を表わす言葉となります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

ダイアローグの魅力の半分は、その人物のそれらしい声の調子である。
(出典:岸田国士『映画のダイアローグについて』)

・一人でいることに耐えられなくなってくると、「私にとっての他人とは、何であるのか」と考えるようになり、しだいにモノローグ的な詩よりも、ダイアローグ的な戯曲に興味を持ちはじめた。
(出典:寺山修司『書を捨てよ、町へ出よう』)

・今さら別のダイアローグ・ライターが参加する必要は全然ないのだが、ある日、角川監督から、突然、うちに「REX」の準備稿が届いた。
(出典:内館牧子『愛してると言わせて』)

・というのは、ジョン・セイルズ監督の映画『エイトメン・アウト』は、その原作のノンフィクションの構成と肌合いに忠実に、一時間半の映像とダイアローグに表現したと、少なくとも僕には思えるからだ。
(出典:赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』)

・すぐにわかったことは、役者のダイアローグを聞かせようと思うと視覚的画面が静的になってしまって死んでしまう。
(出典:寺田寅彦『映画芸術』)

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類語

モノローグ
意味:独白。特に演劇で、登場人物が相手なしで、心中の思いなどをしゃべるせりふ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

台詞(せりふ)
意味:俳優が劇中で話す言葉。(出典:デジタル大辞泉)

談話(だんわ)
意味:話をすること。会話。はなし。(出典:デジタル大辞泉)

対談(たいだん)
意味:ある事柄について二人で語りあうこと。むかいあって話すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

科白(かはく)
意味:舞台での俳優のしぐさとせりふ。現在ではとくにせりふをいう場合が多い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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