ソーシャルキャピタル
「ソーシャルキャピタルは重要である」などのように使う「ソーシャルキャピタル」という言葉。
「ソーシャルキャピタル」は、英語で「social capital」と記します。
「ソーシャルキャピタル」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「ソーシャルキャピタル」の意味や使い方や類語について、用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ソーシャルキャピタルの意味
「ソーシャルキャピタル」には次の意味があります。
・社会・地域における人々の信頼関係や結びつきを表す概念。（出典：デジタル大辞泉）
日本語では「社会関係資本」と訳されることが多い言葉です。
隣人との会話や信頼度、地域の集会といった社会や地域での人々の相互関係や結びつきを支える仕組みを抽象的に表した言葉でもあり、またその重要性を説く考え方でもあります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り
使い方・例文
・震災後、ソーシャルキャピタルが復興に対してどう影響するか研究が行われた。
・社会学者ブルデューの提起した概念にソーシャルキャピタルがある。
・都市と村落の違いはソーシャルキャピタルにある。
・オンラインでのコミュニケーションの是非についてソーシャルキャピタルの観点から論じた。
・ソーシャルキャピタルの考えを使い、教育や経済に対しての施策を考える。
類語
・インフラストラクチャー
意味：私的経済活動の基盤となるような施設，制度などをさし，長期にわたって変化の少いものをいう。（出典：ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典）
・市民（しみん）
意味：近代社会を構成する自立的個人で、政治参加の主体となる者。公民。（出典：デジタル大辞泉）
・文化（ぶんか）
意味：人間の知的洗練や精神的進歩とその成果。生活様式をさすことも多い。（出典：ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典）
・生活様式（せいかつようしき）
意味：生活のしかた。生活していく上での一定の形式。（出典：精選版 日本国語大百科事典）
・基盤（きばん）
意味：おおもとになる物事。基礎。土台。（出典：精選版 日本国語大辞典）
