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スピッツとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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スピッツ

「スピッツを飼う」などのように使う「スピッツ」という言葉。

英語では「spitz」と表記します。

「スピッツ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「スピッツ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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スピッツの意味

「スピッツ」には次の意味があります。

本来は、口吻が細く、耳の先がとがり、尾の巻いた北方系の中型犬の総称。日本犬(秋田犬や柴犬など)も含まれるが、日本では一般に、日本スピッツの通称。日本スピッツは一九五五年ごろに日本で品種として確立された。もとになった品種は不明だが、洋犬であったことはまちがいない。肩高約三〇センチメートルの小形種。全身が白い長毛でおおわれて美しく、耳は小さくて立ち、尾は巻く。愛玩用のほか、警戒心が強いので番犬にもする。(出典:精選版 日本国語大辞典)

犬の一種です。
正式名称を「日本スピッツ」と言います。
ドイツの大型スピッツやサモエドに類似するので、これらから派生した種類だとする説もあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・今日は足もとにスピッツがいて、その紐の端を彼女は後ろ手に持っている。
(出典:芦原すなお『青春デンデケデケデケ』)

・そして十時半頃、最近かったスピッツとじゃれたりしてから外へ出ました。
(出典:久坂葉子『幾度目かの最期』)

・おれもあの通りの毛の短いスピッツを覚えている。
(出典:ディック/仁賀克雄訳『宇宙の操り人形』)

・残りの犬は一列にずっと並んで先導犬に及ぶのだが、その位地にはスピッツがついた。
(出典:ロンドン/山本政喜訳『野性の叫び』)

・それに通いの婆さんと愛犬のスピッツとそれが家族のすべてなのだ。
(出典:高木彬光『顔のない女』)

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類語

サモエド
意味:ロシアのシベリア地方原産の中型犬。白色で長い被毛をもつ。サモエド族がトナカイの群れの管理などに使っていた。現在は家庭犬として人気がある。(出典:犬&猫:ペットの品種がわかる事典)

日本スピッツにほんスピッツ
意味:日本原産の中型犬。純白長毛、立ち耳、巻き尾が特徴。以前は無駄吠えが多いとされていたが、現在は改良されている。番犬や家庭犬として使われている。(出典:犬&猫:ペットの品種がわかる事典)

洋犬ようけん
意味:日本在来の品種に対して、西洋種の犬をいう。ブルドッグ・セッター・シェパード・テリヤなど。西洋いぬ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

番犬ばんけん
意味:番をする飼犬。用心のために飼っておく犬。(出典:精選版 日本国語大辞典)

愛玩犬あいがんけん
意味:ペットとして飼う犬。愛玩する目的で、主に室内で飼われる小型の犬。狆ちんやパピヨンなど。(出典:デジタル大辞泉)

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