スパ
「スパの集合地」などのように使う「スパ」という言葉。
英語では「spa」と表記します。
「スパ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「スパ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
スパの意味
「スパ」には次の意味があります。
・鉱泉。温泉。また、それを中心としたリラクゼーション施設。(出典:デジタル大辞泉)
ベルギー東部にある温泉地の地名に由来した言葉で、温泉などのほかに、健康や美容を目的として作られた保養施設の名称としても用いられます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・家族でスパに出かけるなんて今までもなかったし、これからもないだろうと感じる。
(出典:新井輝『ROOM NO.1301 9』)
・終わった後はスパの経営者から感謝されて貸しきりで温泉を堪能させて貰った。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!10』)
・マルゴは、フランドルのスパの温泉に湯治に行くという口実をつくって、一五七七年に遊説の旅に出た。
(出典:アレクサンドル・デュマ/鹿島茂編訳『王妃マルゴ(下)』)
・リラクゼーションとか癒しのほうを取り入れた、スパのようなね。
(出典:金益見『ラブホテル進化論』)
・右翼にはスパやサウナやマッサージシャワーなどが完備されている。
(出典:原田宗典『27』)
類語
・リラクゼーション
意味:息抜き。くつろぎ。緊張を解くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・スーパー銭湯(すーぱーせんとう)
意味:大浴場のほかに、露天風呂・蒸し風呂・打たせ湯など各種の浴室や、休憩場・娯楽施設・外食施設などを併設した大規模な銭湯。(出典:デジタル大辞泉)
・サロン
意味:美容や飲食などの接客を主とする業種・店舗につける語。(出典:デジタル大辞泉)
・リゾート
意味:避暑・避寒・行楽などのための土地。(出典:デジタル大辞泉)