ステアリング
「ステアリング操作」などのように使う「ステアリング」という言葉。
英語では「steering」と表記します。
「ステアリング」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ステアリング」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ステアリングの意味
「ステアリング」には次の意味があります。
・自動車の方向変換機構。また、そのハンドルのこと。(出典:デジタル大辞泉)
自動車などの「舵を取るための装置」を意味しますが、特に手で持つ部分の「ハンドル(=ステアリングホイール)」を意味することも多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・何も言わず、車のステアリングを握っている。
(出典:喜多嶋隆『ビーチサンダルで告白した』)
・ステアリングを切りつつ身を起こし、駐車場の出口とは反対方向へと車を向けた。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!7 つづくオン・マイ・オウン』)
・意を決してステアリングを強く握り直した。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第5巻 -星影の浮き橋』)
・ステアリングを抱えて右に左に体を倒しながら、連続するカーブと格闘した。
(出典:東山彰良『流』)
・ステアリングにかけた布川の手首に、ロレックスの腕時計が光っていた。
(出典:松岡圭祐『千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮』)
・大きな水溜りを、かろうじてステアリング操作で避けてから、言葉を返した。
(出典:影山民夫『ボルネオホテル』)
・ステアリングスイッチをノーマルからマニューバモードに切り替える。
(出典:松岡圭祐『千里眼の水晶体』)
・男の首に針金を巻きつけ、その端をステアリングホイールに繋いだ。
(出典:勝目梓『炸裂』)