ジャンル
「このジャンルの作品を開拓しよう」などのように使う「ジャンル」という言葉。
フランス語では「genre」と表記します。
「ジャンル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ジャンル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ジャンルの意味
「ジャンル」には次の意味があります。
・芸術、特に文芸における形態上のさまざまな分類、種類のこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「ジャンル」をわかりやすく言うと「似たような特徴を持つモノや事象を、管理しやすいようにカテゴライズしたもの」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・やっぱり新しいジャンルを作るっていうことは絶対おもしろいんですよ。
(出典:CNOVELS編集部『C★NOVELS創刊25周年アンソロジー』)
・経済に関する著作など、あらゆるジャンルで旺盛な活動を展開している。
(出典:村上龍『限りなく透明に近いブルー』)
・彼は作曲、編曲というジャンルで新たな活動を開始することになっていた。
(出典:山際淳司『Give up オフコース・ストーリー』)
・ゲームと小説というジャンルは違えど、自分がやってきた事は変わらない。
(出典:奈須きのこ『空の境界 愛蔵版あとがき』)
・そして罰ゲーム付きのジャンル縛り大会が行われることとなったわけだが。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 9』)
類語
・範疇 (はんちゅう)
意味:共通性を持ったものが属する部類。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・領域 (りょういき)
意味:ある力・作用・規定などが及ぶ範囲(出典:デジタル大辞泉)
・枠組 (わくぐみ)
意味:物事の大体の仕組み。(出典:デジタル大辞泉)
・総称 (そうしょう)
意味:個々のものを同じ種類や範疇(はんちゅう)などにまとめて呼ぶこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・仲間 (なかま)
意味:一緒に物事をする間柄。(出典:デジタル大辞泉)