コンポーザー
「バンドのコンポーザー」などのように使う「コンポーザー」という言葉。
英語では「composer」と表記します。
「コンポーザー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「コンポーザー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
コンポーザーの意味
「コンポーザー」には次の意味があります。
・作者、作家。特に作曲家をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「バンドのコンポーザー」では「作曲家」という意味で使われます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・コンポーザーとしての荒井由実はと言うと、それは作曲家・ユーミンの今日の活躍ぶりが示すとおり、チャーミングなメロディー・ラインを創り出すことにかけては天才的なひらめきをもつ才女です。
(出典:松平維秋『松平維秋の仕事』)
・私はまだこのレコードは聴いていないが、アイヴスの夥しい作品のうちでは最も有名な交響曲『休日』の中の、『ワシントン誕生日』『独立祭』をコンポーザー盤で聴いたことがある。
(出典:五味康祐『西方の音』)
・コンポーザー・ギターには、音声プロセッサーや、液晶表示を組みあわせた小さなコンピューターがついていて、弦をはじいてメロディを口ずさむと、すぐそれを記憶し、操作に応じて、それを反復しながら楽譜に表示する。
(出典:小松左京『さよならジュピター』)
・彼はこのバンドのボーカルであり、コンポーザーだ。
・コンポーザーとしても有名な人だ。
類語
・音楽家(おんがくか)
意味:音楽を専門の職業とする人。また、音楽の演奏にすぐれた人。音楽師。音楽者。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ビルトゥオーソ
意味:音楽家の中で、卓越した技巧をもつ演奏家。技巧派。名手。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・楽士(がくし)
意味:音楽を演奏する人。楽人。伶人(れいじん)。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・マエストロ
意味: 大音楽家。名指揮者。人の名に冠して敬称としても用いる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・アレンジャー
意味:編曲者。(出典:精選版 日本国語大辞典)