コンビニエンス
「コンビニエンスストア」などのように使う「コンビニエンス」という言葉。
英語では「convenience」と表記します。
「コンビニエンス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「コンビニエンス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
コンビニエンスの意味
「コンビニエンス」には次の意味があります。
・好都合。便利。また、便利なもの。手間がいらない重宝なもの。(出典:デジタル大辞泉)
「コンビニエンス」は「都合がいいもの」という意味の言葉です。
「コンビニエンスストア」で「便利さを追求した小売店」という意味になり、「コンビニ」や「コンビニエンス」で「コンビニエンスストア」を意味することもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・コンビニエンスの店長は、大したことでもなかったように言っていたが。
(出典:赤川次郎『ふしぎな名画座』)
・これもみーんな、終夜営業をしているコンビニエンス様のおかげ様。
(出典:木村晋介『八丈島のロックンロール ―キムラ弁護士事件帖』)
・軽くて薄っぺらでコンビニエンスなその言葉を。
(出典:桜庭一樹『赤×ピンク』)
・いまでは、大小さまざまなコンビニエンス・チェーンが出現して、それぞれ勢力を競きそいあっている。
(出典:阿部牧郎『ビル街の裸族』)
・それから少したってマイナス二〇度の寒波に襲われた日、今度はコンビニエンス・ストアーで会った。
(出典:佐野良二『五味氏の宝物』)
類語
・簡便(かんべん)
意味:手軽で便利なこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・便益(べんえき)
意味: 便利で、利益があるようにすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・重宝(ちょうほう)
意味: 便利で役に立つこと。(出典:デジタル大辞泉)
・好都合(こうつごう)
意味: つごうがよいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・機宜(きぎ)
意味: あることにちょうど適した時機。時機に応じていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)