カヌレ
「カヌレ型の金型を使う」などのように使う「カヌレ」という言葉。
フランス語では「cannelé」と表記します。
「カヌレ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「カヌレ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
カヌレの意味
「カヌレ」には次の意味があります。
・フランス、ボルドー地方の伝統的な焼き菓子。形は小形の王冠形、外側は焦げ茶色で堅いが、中は黄色でしっとりしている。カヌレドボルドー。(出典:デジタル大辞泉)
フランス語で「cannelé」(カヌレ)は「溝のついた」という意味を持ちます。
ですので、「カヌレ型」は「溝のついたかたち」ということになります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・りんごあめを四つとカヌレを一つ買ってきてください。
(出典:米澤穂信『小市民シリーズ2 夏期限定トロピカルパフェ事件』)
・それに、カヌレなんて名前には憶えがない。多分甘いものの名前なのだろうけれど、ぼくが甘いものに詳しくないのを知っていてそんな名前を出すこと自体、何か狙いがあることを示唆している。
(出典:米澤穂信『小市民シリーズ2 夏期限定トロピカルパフェ事件』)
・カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼く。
・カヌレはフランスのボルドー地方の菓子である。