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フュージョンとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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フュージョン

「和と洋の絶妙なフュージョン」などのように使う「フュージョン」という言葉。

英語では「fusion」と表記します。

「フュージョン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「フュージョン」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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フュージョンの意味

「フュージョン」には次の二つの意味があります。

1 融合。溶解。統合。
2 ジャズ・ロック・ラテン音楽など、ジャンルの異なる音楽を融合した音楽。クロスオーバー。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

フュージョンの意味①「融合。溶解。統合。」

「フュージョン」の一つ目の意味は「融合。溶解。統合。」です。

簡単に言うと、「溶けてひとつに混ざり合うこと」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・風間はLAFIファーストと精神レベルでのシンクロ能力、峰島勇次郎から与えられたエレクトロン・フュージョンのことは口にしない。
(出典:葉山透『9S<ナインエス> 第01巻』)

・フラメンコ・フュージョンの世界的スターのホアキン・コルテスのダンスは、情熱が爆発する激しいダンスで、無心で踊っているように見える。
(出典:齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』)

・なかなか異文化フュージョン風で楽しかったのである。
(出典:富田倫生『青空のリスタート』)

・抹茶やあんこを取り入れた焼き菓子、プリンなどは和と洋がフュージョンしたスイーツである。

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類語

融合(ゆうごう)
意味:とけあうこと。とけあって一つのものになること。(出典:デジタル大辞泉)

クロスオーバー
意味:異なる分野の物事を組み合わせて新しい物事を作り出すこと。(出典:デジタル大辞泉)

融和(ゆうわ)
意味:とけてまじりあうこと。また、とけ込んで調和すること。(出典:デジタル大辞泉)

コラボレーション
意味:合作。共同製作。また、協力。(出典:精選版 日本国語大辞典)

フュージョンの意味②「ジャズ・ロック・ラテン音楽など、ジャンルの異なる音楽を融合した音楽。クロスオーバー。」

「フュージョン」の二つ目の意味は「ジャズ・ロック・ラテン音楽など、ジャンルの異なる音楽を融合した音楽。クロスオーバー。」です。

「フュージョン」は音楽のジャンルのひとつです。
1970年代にジャズの派生ジャンルとして生まれたとされています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ロックだけでなく、ジャズやフュージョン系の曲も弾いていた。
(出典:川島誠『ロッカーズ』)

・ステージの上ではいつの間にか、バンドのメンバーが手持ち無沙汰な様子で、それぞれに勝手なフュージョンのようなものを始めていた。
(出典:樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』)

・スゥイングでもバップでもフュージョンでも何でもお構いなし。
(出典:藤田宜永『野望のラビリンス』)

・リラックスした大人びたサウンドで聞かせるフュージョンである。
(出典:山際淳司『スローカーブを、もう一球』)

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類語

シャンソン
意味:フランスのポピュラーソング。人生の哀歓などを歌ったものが多く、歌手の個性的な表現が特色。(出典:デジタル大辞泉)

クロスオーバー
意味:ジャズ・ソウル・ロックなど、異なったジャンルの音楽の要素を交ぜて作り出した音楽。また、異なるジャンルの音楽の演奏家の共演。(出典:デジタル大辞泉)

テクノポップ
意味:コンピューター制御のシンセサイザーなどを用いたポピュラー音楽。無機質で均等なリズムが特徴。(出典:デジタル大辞泉)

ソウルミュージック
意味:リズムアンドブルースを主体にゴスペル音楽やジャズなどが融合した、現代アメリカ黒人の大衆音楽。ソウル音楽。ソウル。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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