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オーラルとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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オーラル

「オーラルで試験を執り行う。」などのように使う「オーラル」という言葉。

英語では「oral」と表記します。

「オーラル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「オーラル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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オーラルの意味

「オーラル」には次の二つの意味があります。

1 多く他の外来語の前に付いて、口を使うこと、口を使って話すことに関する意を表わす。
2 口頭試問。
(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

オーラルの意味①「多く他の外来語の前に付いて、口を使うこと、口を使って話すことに関する意を表わす。」

「オーラル」の一つ目の意味は「多く他の外来語の前に付いて、口を使うこと、口を使って話すことに関する意を表わす。」です。

この意味の「オーラル」は、ほとんどの場合名詞の前に置いて使います。
「オーラルケア」で「口腔の手入れ」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・歯医者さんからオーラルケアの指導を受けた。

彼も自分の命運は悟っていたが、その前に一つだけやっておきたいことがあった。それはハルのあの無礼なオーラル・ステートメントの撤回であった。
(出典:豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』)

・明らかに松岡を指して非難しているオーラル・ステートメントは、松岡を激怒させたのである。
(出典:五味川純平『御前会議』)

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類語

・口頭(こうとう)
意味:文書でなく、直接、口で述べること。(出典:デジタル大辞泉)

・口上(こうじょう)
意味:口頭で申し述べること。また、その内容。(出典:デジタル大辞泉)

・口腔(こうくう)
意味:口からのどまでの空洞部分。口の中。(出典:デジタル大辞泉)

オーラルの意味②「口頭試問。」

「オーラル」の二つ目の意味は「口頭試問。」です。

二つ目の「オーラル」の意味は、「口頭での試験」を指します。
いわゆるスピーキングテストと言われるものと同じ意味で使用されます。
名詞では「オーラル」単体で「口頭試問」の意味があります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・英語が得意だなんて知らなかった。そういえばオーラルのテストでもすらすらと英語を喋っていたっけ。
(出典:相沢沙呼『午前零時のサンドリヨン』)

・いつかオーラルの授業で、慶永さんは、自分は長岡市出身だと言っていたわよね。
(出典:相沢沙呼『午前零時のサンドリヨン』)

・日本では、オーラル=口頭試問の印象が薄いので、代わりにスピーキングテストなどと言われたりする。

・「オーラルの試験」という表現は、日本独自の表現であり、オーラル=口頭試問のイメージがある人は違和感を感じるかもしれない。

・これからオーラルを行いたいと思います。

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類語

・口頭試問(こうとうしもん)
意味:試験官の質問に対して、受験者が口頭で答える形の面接試験。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・スピーキング
意味:話すこと。特に英語教育で、ヒアリング・リーディングなどに対していう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・口述(こうじゅつ)
意味:口頭で陳述すること。ことばで述べること。口陳。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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