オーバードーズ
「オーバードーズで病院に運ばれる」などのように使う「オーバードーズ」という言葉。
「オーバードーズ」は、英語で「overdose」と書きます。
「オーバードーズ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「オーバードーズ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
オーバードーズの意味
「オーバードーズ」には次の意味があります。
・薬や麻薬を過剰摂取すること。過剰摂取によって病気になったり障害が残ったりすること。また、致死量までの大量摂取のこと。(出典:デジタル大辞泉)
多幸感を得て精神的な苦痛から逃れるために、医師が処方した薬やドラッグストアで買える薬などを大量に摂取することを言います。ODと略されることもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そして、その結果はまちがいもなく、睡眠薬のオーバードーズであったといえます。
(出典:伊佐千尋『検 屍 M・モンローのヘア』)
・頭痛と吐き気でオーバードーズ、心理的シェイク&フィーバーな僕は焦点のあわないまま言います。
(出典:おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』)
・年単位の離脱により、離脱後にはオーバードーズする患者はいなくなった。
・AIDSが原因で死去したと発表されたが、実際は意図的なオーバードーズによるものだった。
・おそらく、アダムはオーバードーズが原因で亡くなったのだろう。
類語
・過剰(かじょう)
意味:必要な程度や数量を越えて多いこと。ありあまること。(出典:デジタル大辞泉)
・致死量(ちしりょう)
意味:生体を死にいたらせるのに十分な薬物の量。通常、体重一キログラム当たりのミリグラムで表わす。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・自害(じがい)
意味:自分で自分のからだを傷つけて死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)
・情死(じょうし)
意味:愛し合っている男女が、合意の上で一緒に死ぬこと。心中。(出典:デジタル大辞泉)
・自裁(じさい)
意味:自分で自分の生命を絶つこと。(出典:デジタル大辞泉)