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エープリルフールとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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エープリルフール

「エープリルフールに嘘をつく」などのように使う「エイプリルフール」という言葉。

「エープリルフール」は、英語で「April fool」と表記します。

「エープリルフール」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「エープリルフール」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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エープリルフールの意味

「エープリルフール」には次の意味があります。

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。(出典:デジタル大辞泉)

もともとは欧米の風習で、日本には江戸時代に中国から伝わったと言われています。
「エープリルフール」という言葉は、大正時代に定着しました。
由来には諸説あり、キリストがユダヤ人に愚弄されたのを忘れないためであるとか、あるいはインドの揶揄節(やゆせつ)に基づいているとか、それまで4月1日を新年の始まりとしていたフランスで改暦が行われたから、などと言われています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・四月一日のエープリルフールも面白かった。
(出典:青島幸男『わかっちゃいるけど… シャボン玉の頃』)

・「ケッケッケッ、エープリルフールのいたずら、ケッケッ、こりゃシャクだったねーっ」 と今までカメラの前でゆすっていた、横線入りのボール紙をあらためてこまかく揺すって見せる。
(出典:青島幸男『わかっちゃいるけど… シャボン玉の頃』)

・こんなのはエープリルフールの他愛ないウソだと。
(出典:大野木寛『ラーゼフォン第1巻』)

エープリルフールだからと、人を傷つける嘘はついちゃダメよ。

エープリルフールということもあり、笑えるウソでその場を盛り上げた。

類語

四月馬鹿(しがつばか)
意味:「エープリルフール」に同じ。(出典:デジタル大辞泉)

ポアソンダプリル(poisson d’avril)
意味:「四月の魚」の意。フランスでエープリルフールのこと。魚の形の菓子を食べたり、魚の形の紙をこっそり相手の背中に貼るいたずらをしたりする。(出典:デジタル大辞泉)

万愚節(ばんぐせつ)
意味:四月馬鹿の日 April fool’s dayともいい、11月1日の万聖節に対比して名づけられたもの。4月1日に限り悪意のない嘘で他人をかついでもかまわないとする風習がヨーロッパにあり、日本にも大正時代に伝わって、市民生活のなかに定着した。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

万聖節(ばんせいせつ)
意味:英語ではAll Saint’s DayまたはHallowmas。全聖人を記念するキリスト教の祝日で、〈諸聖人の祝日〉とも。西方では11月1日、東方では聖霊降臨祭後の最初の日曜日。翌11月2日が万霊祭。異教時代の新年祭に遡ると見られ、前夜(英語圏のハローウィーン)には火祭りなどが行われる。(出典:百科事典マイペディア)

諸聖人の祝日(しょせいじんのしゅくじつ)
意味:All Saints’ Day。カトリック教会で、天国にある諸聖人を記念する祝日。毎年11月1日。(出典:デジタル大辞泉)

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