エンディング
「印象的なエンディング」などのように使う「エンディング」という言葉。
英語では「ending」と表記します。
「エンディング」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「エンディング」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
エンディングの意味
「エンディング」には次の意味があります。
・物事の終わり。テレビ番組や催し、楽曲などの終わりの部分。(出典:デジタル大辞泉)
映画やドラマなど、主に作品の最後のシーンを指します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・オープニング明けにいきなりエンディングが始まったようなものである。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒ特別編 「ハルヒ劇場 act2」』)
・エンディングのところから放送に入ったらしく、曲はすぐに終わってしまった。
(出典:鶴岡雄二『45回転の夏』)
・映画であれば、そろそろエンディングの音楽が流れだすところでしょうか。
(出典:麻生佳花『尼は笑う』)
・確か、ここに来るのは死んじゃった時と、エンディングの時だけのはずだし。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-39 いきなり、知得留先生』)
・結婚は、ぼくが決めたラブストーリーの大切なエンディングなんだ。
(出典:吉村達也『憑依 ―HYOU・I―』)
類語
・結局(けっきょく)
意味:物事の終わり。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・大団円(だいだんえん)
意味: 小説、劇などの終わり、または最終のこと。特に、最後がめでたくおさまること。 (出典:精選版 日本国語大辞典)
・大詰(おおづめ)
意味:芝居の最終の幕、また場面。江戸時代には、一番目狂言の最終の幕をいった。(出典:デジタル大辞泉)
・終盤(しゅうばん)
意味:長期間行われる物事が終わりに近づく時期または段階。(出典:デジタル大辞泉)
・エピローグ
意味:詩、小説、戯曲などの終わりの章。転じて、物事の終わりの部分。(出典:精選版 日本国語大辞典)