エリート
「エリート社員」などのように使う「エリート」という言葉。
フランス語では「élite」と表記します。
「エリート」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「エリート」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
エリートの意味
「エリート」には次の意味があります。
・社会や集団で、指導的、支配的役割を受け持つ層。選良。(出典:デジタル大辞泉)
ある集団において、優秀な素質があると認められ、指導的な役割を果たしている者、という意味です。
一般的には、単に「優秀な者」という意味で使うことも多いです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・エリートのくせに彼女ができないのもその辺りに原因があるのでないか。
(出典:九里史生『SAO-Web-3』)
・エリートと呼ばれるために、どれほどの犠牲をはらったことであろうか。
(出典:林真理子『初夜』)
・エリートコースを進んでおり、異例ともいえる昇進で課長となっていた。
(出典:星新一『おみそれ社会』)
・エリート中のエリートである。
(出典:夢枕獏『陰陽師生成(なまな)り姫』)
・いかにもエリート社員という物腰だし、頭の切れそうな眼をしていた。
(出典:西村京太郎『怖ろしい夜』)
類語
・傑物(けつぶつ)
意味:秀でた人物。傑出した人物。(出典:デジタル大辞泉)
・逸材(いつざい)
意味:人並み以上にすぐれた才能。また、その人物。逸才 (いっさい) 。(出典:デジタル大辞泉)
・傑人(けつじん)
意味:飛び抜けてすぐれた人。傑士。(出典:デジタル大辞泉)
・英傑(えいけつ)
意味:知力、勇気などのすぐれている人。英雄豪傑。(出典:デジタル大辞泉)
・傑士(けっし)
意味:際立ってすぐれた人物。傑物。(出典:デジタル大辞泉)