イレギュラー
「イレギュラーなケース」などのように使う「イレギュラー」という言葉。
英語では「irregular」と表記します。
「イレギュラー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「イレギュラー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
イレギュラーの意味
「イレギュラー」には次の意味があります。
・不規則なこと。変則的なこと。また、そのさま。 (出典:大辞林 第三版)
「イレギュラー」は「正規ではない。通常ではない。」という意味で、不規則あるいは例外的な物事をあらわすときに使います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・都市は都市計画などに吸収されないはみだしたイレギュラーな部分を必ず内包する。
(出典:川本三郎『ちょっとそこまで』)
・状況がイレギュラーすぎて可能性の目算すらできないが、でも、試してみる価値はある。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 08 -運命の連星-』)
・しかし、合併問題のようなイレギュラーな出来事が起れば事情が変わる。
(出典:山田智彦『銀行 男たちのサバイバル』)
・リサイタルは途中でイレギュラーを挟んだものの、それ以外はほぼプログラム通りに進んだ。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第16巻』)
・本来この洗濯機は静音設計が売りで、このように音を立てる事自体がイレギュラーだった。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録SS』)
類語
・不規則(ふきそく)
意味:規則正しくないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・変則的(へんそくてき)
意味:通常のやり方や規則と異なっているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・例外的(れいがいてき)
意味: 一般的な例にあてはまらないさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・異例(いれい)
意味:普通と違った例。前例のないこと。例のない、珍しいこと。 (出典:大辞林 第三版)
・不揃い(ふぞろい)
意味:そろっていない・こと(さま)。(出典:大辞林 第三版)