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凶行とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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凶行

「凶行に及ぶ」などのように使う「凶行」という言葉。

「凶行」は、音読みで「きょうこう」と読みます。

「凶行」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「凶行」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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凶行の意味

「凶行」には次の意味があります。

殺人・傷害などの凶悪な行為。(出典:デジタル大辞泉)

「凶行」をわかりやすく言うと「殺人や強盗といった凶悪な犯行」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・さっきの凶行者はどこへ逃げたか、あとを追って来るやつはないようだ。
(出典:山田風太郎『警視庁草紙(上)』)

・志保は犯人でもなければ、凶行を逃れて行方不明になったわけでもない。
(出典:小野不由美『黒祠の島』)

凶行後の美穂子を京都へ連れてこなければ、完全なる収束とは言えない。
(出典:津村秀介『寝台急行銀河の殺意』)

凶行中、夫人があの椅子に坐っておれば、そこに血がつくわけはない。
(出典:ドイル/鈴木幸夫,鮎川信夫,内田庶,中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』)

・このまったく予期しなかった第二の凶行のあとは、それが特にひどくなった。
(出典:ドストエフスキー/工藤精一郎訳『罪と罰』)

・あのへんは凶行のあった月曜の晩には非常にぐしょぐしょだったに違いない。
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 白銀号事件』)

凶行の直後は時間がないから、なんとも手の打ちようがなかったのはわかる。
(出典:クリスティ/深町眞理子訳『クリスティの六個の脳髄』)

・彼はその凶行には少しも加わっていないということはありうる。
(出典:ポー・エドガー・アラン『モルグ街の殺人事件』)

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