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シュールとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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シュール

「シュールな光景」などのように使う「シュール」という言葉。

「シュール」はフランス語で「sur」と書きます。

「シュール」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「シュール」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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シュールの意味

「シュール」には次の二つの意味があります。

1 「シュールレアリスム」の略。
2 表現や発想が非日常的・超現実的であるさま。(出典:デジタル大辞林)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

シュールの意味①「シュールレアリスムの略。」

「シュール」の一つ目の意味は「シュールレアリスムの略」です。

「シュールレアリスム」は芸術論の一つであり、日本語では「超現実主義」と訳されます。
詩人では滝口修造、画家ではダリやキリコなどが有名。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・誰れが何んといっても、何が何んであろうとも、流派が何で、シュールがどうなってもいい。
(出典:小出楢重『油絵新技法』)

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類語

・超現実主義(ちょうげんじつしゅぎ)
意味:シュールレアリスムの和訳(出典:精選版 日本国語大辞典)

シュールの意味②「表現や発想が非日常的・超現実的であるさま。」

「シュール」の2つ目の意味は「表現や発想が非日常的・超現実的であるさま。」です。

日常ではます起こらないことだったり、現実的ではないことなどを「シュール」と言います。
「シュール」は、日常的にはほとんどこの意味で使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・スケールが大きいうえにシュールなのでイメージが浮かばない。
(出典:飛鳥部勝則『バベル消滅』)

シュールであるがあくまで現実的である点に不思議な誘惑を私は感じる。
(出典:小出楢重『油絵新技法』)

・ずいぶんとシュールな話だが、山崎はさも当然という顔をしていた。
(出典:滝本竜彦『NHKにようこそ!』)

・私が私と酒を飲み、私の隣に私が眠るシュールな夜だった。
(出典:山本文緒『ブルーもしくはブルー』)

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類語

・不条理な(ふじょうりな)
意味:筋道が通らないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・超現実(ちょうげんじつてき)
意味:現実からかけ離れているさま。実際にはあり得ないさま。非現実的。(出典:大辞林 第三版)

・異次元的な(いじげんてきな)
意味:通常とは全く異なる考え方、また、それに基づく大胆な施策。(出典:デジタル大辞泉)

・非日常(ひにちじょう)
意味:日常的ではないこと。当たり前ではないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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