アラサー
「アラサー世代」などのように使う「アラサー」という言葉。
「アラサー」は「アラウンドサーティー(around thirty)」の略語です。
「アラサー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アラサー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アラサーの意味
「アラサー」には次の意味があります。
・30歳前後の人。(出典:デジタル大辞泉)
「アラウンド(around)」は「周辺」、「サーティー(thirty)」は「30」を意味する英単語です。
「アラウンドサーティー(around thirty)」で「30歳前後」という意味になり、略して「アラサー」ということが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・聡子が見ているのは、奈央と高文の記事が載っている、例のアラサー雑誌だ。
(出典:橋部敦子(脚本)/豊田美加(ノベライズ)『Around40 ~注文の多いオンナたち~』)
・つまり今風に言うところのアラサー世代だと思っていたのだが、それよりは間違いなく若い。
(出典:西尾維新『憑物語』)
・いつの間にか結婚もせずアラサーになった。
・最近話題の女優がアラサー女性の役を演じることになった。
類語
・三十路(みそじ)
意味:三〇歳。(出典:大辞林 第三版)
・四十路(よそじ)
意味:四〇歳。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・アラフォー
意味:40歳前後の人。(出典:デジタル大辞泉)
・アラフィフ
意味:50歳前後の人。(出典:デジタル大辞泉)