アドバンテージ
「大きなアドバンテージを得る」などのように使う「アドバンテージ」という言葉。
「アドバンテージ」は、英語で「advantage」と書きます。
「アドバンテージ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アドバンテージ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
アドバンテージの意味
「アドバンテージ」には次の意味があります。
・有利な立場、条件。優位。利益。(出典:精選版 日本国語大辞典)
競争相手と比べて有利な位置や立場にあることを意味する言葉です。
テニス・卓球の試合では、ジュースのあと1ポイントをリードすることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・だが彼のほうは、私がアドバンテージを取っていることに気づいていない。
(出典:森瑤子『ドラマティック・ノート』)
・その差異が、男にとって、大きなアドバンテージとなる筈であった。
(出典:川上稔,古橋秀之,橋本紡,高畑京一郎,中里融司,土門弘幸『逢えば恋する乙女ら (電撃hp09)』)
・今までアドバンテージとなっていた地の利は、今回、相手側にある。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 11 来訪者編 <下>』)
・戦闘能力という点で見るに長い年月で培った経験が彼女のアドバンテージになると思われる。
(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)
・女王感染者が私たちのところにいるのは、彼らに対して大きなアドバンテージになるね。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 8 祭囃し編』)
・それが僕たちが有する未来人に対するアドバンテージなんだ。
(出典:谷川流『11 涼宮ハルヒの驚愕(後)』)
・その上、向こうにはひとつ絶対のアドバンテージがあった。
(出典:九里史生『SAO-Web-3』)
・なぜなら、それは、何も覚えていない者に対する、明確なアドバンテージになるからだ。
(出典:貴志祐介『クリムゾンの迷宮』)