アテ
「酒のアテ」などのように使う「アテ」という言葉。
「アテ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アテ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アテの意味
「アテ」には次の意味があります。
・ 酒に添える食べ物。肴(さかな)。つまみ。(出典:デジタル大辞泉)
「アテ」は、近畿地方を中心に使われている言葉で、意味は「肴」や「つまみ」と同じです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・月もきれいだし、酒のアテもうまくてよい気分だ。
・酒好きのあの人には、酒のアテに喜ばれる贈り物を選ぼう。
・部屋に入ると、お酒やアテがたくさん用意されていた。
類語
・肴(さかな)
意味:鳥獣の肉や魚介・野菜など、酒・飯に添える副食物の総称。おかず。(出典:デジタル大辞泉)
・つまみ
意味:つまんで食べられる簡単な酒の肴(さかな)。つまみもの。おつまみ。(出典:デジタル大辞泉)
・酒肴(さけさかな)
意味:酒と、酒のさかな。酒と料理。しゅこう。(出典:デジタル大辞泉)
・粗肴(そこう)
意味:粗末な酒のさかな。また、人に勧める料理をへりくだっていう語。(出典:デジタル大辞泉)
・祝い肴(いわいざかな)
意味:祝いの膳に用いる、酒の肴。正月料理の場合には、関東では黒豆・数の子・ごまめ、関西では黒豆またはごまめ・数の子・たたきごぼうを用いることが多い。(出典:デジタル大辞泉)