アクアマリン
「アクアマリンのネックレス」などのように使う「アクアマリン」という言葉。
英語では、「aquamarine」と表記します。
「アクアマリン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アクアマリン」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アクアマリンの意味
「アクアマリン」には次の意味があります。
・緑柱石のうち、青緑色で透明なもの。宝石にする。藍玉。また、その色。(出典:デジタル大辞泉)
青緑色に透き通った宝石のことを言うことが多く、その色を指すこともあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・でもきっとその石のほうがアクアマリンよりお高い筈ね。
(出典:中井英夫『真珠母の匣』)
・自由になる左手で、リディアはアクアマリンのペンダントをさぐった。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第4巻 恋人は幽霊』)
・深いアクアマリンの瞳が、黒髪、白い肌と不思議な調和をかもしだしている。
(出典:高千穂遙『クラッシャージョウ・シリーズ(全13巻) 6 人面魔獣の挑戦』)
・アクアマリン・ブルーの瞳で、一部始終を見守っていたのである。
(出典:諸口正巳『不死身のフジミさん 殺神鬼勧請』)
・母の形見のアクアマリンは、セルキー族との末代にわたる友情のしるしだ。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第9巻 女神に捧ぐ鎮魂歌』)
類語
・コバルトブルー
意味:酸化コバルトと酸化アルミニウムから製する青色顔料。(出典:デジタル大辞泉)
・ターコイズブルー
意味:トルコ石のような緑がかった明るい青色。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・青緑(あおみどり)
意味:青みを帯びた緑色。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ピーコックブルー
意味:緑味を帯びた濃い青色。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ホリゾンブルー
意味:JISの色彩規格では「やわらかい青」としている。(出典:色名がわかる辞典)