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ぶりっ子とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ぶりっ子

「ぶりっ子を嫌う」などのように使う「ぶりっ子」という言葉。

「ぶりっ子」は、訓読みで「ぶりっこ」と読みます。

「ぶりっ子」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ぶりっ子」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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ぶりっ子の意味

「ぶりっ子」には次の意味があります。

いい子ぶる、かわいい子ぶるなど、それらしい振りをする女の子。また、わかっているのに上品ぶって知らない振りをする女性。(出典:デジタル大辞泉)

「ぶりっ子」をわかりやすく言うと、「可愛らしく振る舞ったり、人から良く見えるように振る舞ったりするような女性」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ああいう本物の美人を見てしまうと、自分のぶりっ子が、心底嫌になってくる。
(出典:岩本隆雄『星虫』)

・エッチむきだしと同じくらい、オジサンのぶりっ子は醜悪なのである。
(出典:阿部牧郎『オフィスラブ――甘い誘惑』)

・おねっ、お姉様が手に取った下着にしたって、あんな可愛らしいものでは逆にぶりっ子っぽくて同じ女として気持ちが悪いですのよーだ!
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第8巻』)

・わざと眼を丸くし、アイ・キャノット・スピーク・イングリシュ・リトルなどとぶりっ子笑いをしてみても、日頃自慢の男っぽい顔と身体つきが邪魔して高校生には見えないらしい。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター4 エイリアン黙示録』)

・ぽっちゃりと太った童顔でおかっぱ頭、やや少女趣味的なブラウスとスカートを身につけ、ぶりっ子女子中学生さながらの子供っぽい可愛い声で「二十四歳です」と言ったものだから、会場の見学者も「エーッ」と声を上げたしテレビの前の私も驚いた。
(出典:松浦理英子『優しい去勢のために』)

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類語

蒲魚(かまとと)
意味:知っているくせに知らないふりをして、上品ぶったりうぶを装ったりすること。また、その人。多く女性についていう。(出典:デジタル大辞泉)

猫被り(ねこかぶり)
意味:本性を隠して、おとなしそうなふりをすること。また、知っていて知らないふりをすること。また、そういう人。ねこっかぶり。(出典:デジタル大辞泉)

偽善(ぎぜん)
意味:うわべだけを飾って正しいように、あるいは善人のように見せかけること。また、その行為。(出典:精選版 日本国語大辞典)

陰日向(かげひなた)
意味:他人の見ているところと見ていないところとで、言行を違えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

八方美人(はっぽうびじん)
意味:だれに対しても如才なく振る舞うこと。また、その人。非難の気持ちを込めて用いることが多い。(出典:デジタル大辞泉)

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