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気後れとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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気後れ

「気後れして上手く話せない」などのように使う「気後れ」という言葉。

「気後れ」は、「気」は音読み、「後」は訓読みで「きおくれ」と読みます。

「気後れ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「気後れ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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気後れの意味

「気後れ」には次の意味があります。

相手の勢いやその場の雰囲気などに押されて、心がひるむこと。気おじ。(出典:デジタル大辞泉)

「気後れ」とはつまり、「怖気づき、自信がなくなって、ひるむこと」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そんな感じがしたために、もうまったく気おくれはなくなってしまった。
(出典:スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』)

・この男は、この行為に何の気後れも疑問も感じていないのだと思った。
(出典:小野不由美『屍鬼(下)』)

・仲間が本気で戦争をやっているのを見て新井木は気後れしてしまった。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 3-5121小隊-決戦前夜』)

・東京の人々の間で気後れすること無く生きて行くことを教えてくれた恩人よ。
(出典:東郷隆『(定吉七番シリーズ 2) ロッポンギから愛をこめて』)

・彼は彼女をいかにも端麗な女だと思ったが、それと同時に気おくれがした。
(出典:ロレンス/飯島淳秀訳『チャタレイ夫人の恋人』)

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類語

尻込み(しりごみ)
意味:気後れしてためらうこと。ぐずぐずすること。(出典:デジタル大辞泉)

及び腰(およびごし)
意味:自信がなさそうなようす。遠慮したり恐れたりしているような中途半端な態度。(出典:デジタル大辞泉)

二の足(にのあし)
意味:ためらうこと。しりごみ。(出典:デジタル大辞泉)

萎縮(いしゅく)
意味: 相手の勢いや雰囲気などにのまれて、心がなえちぢむこと。のびのびとできないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

躊躇(ちゅうちょ)
意味:あれこれ迷って決心できないこと。ためらうこと。(出典:デジタル大辞泉)

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