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きょとんとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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きょとん

「当然の出来事にきょとんとする」などのように使う「きょとん」という言葉。

「きょとん」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「きょとん」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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きょとんの意味

「きょとん」には次の意味があります。

・ 気抜けしたり、あっけにとられたりして、何をしたらいいのかも分からず、ただ目を見開いてぼんやりしているさまを表わす語。また、そのような時にする目のさまに似ている無邪気な目つきにいう。きょとり。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「きょとんとする」などのように「きょとん」は多くの場合「と」を伴って用います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・道子は少しきょとんとしていたが、すぐに顔から今までの微笑が消えた。
(出典:松本清張『虚線の下絵』)

・しばらくの間、老人のほっそりした顔が不安そうにきょとんとしていた。
(出典:アシモフ/川口正吉訳『暗黒星雲のかなたに』)

きょとんとした顔でふやふやな白い男の姿を目で追っている。
(出典:泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽 (亜愛一郎シリーズ1)』)

・顔を上げると、先輩たち三人がきょとんとした顔で俺を見つめていた。
(出典:松野秋鳴『えむえむっ! 第4巻』)

きょとんとした顔で俺を見、そして一瞬おいて「ああ」という顔になる。
(出典:前薗はるか『痕~きずあと~』)

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類語

・あんぐり
意味:驚いたり、あきれたりして、口を大きく開けるさま。(出典:デジタル大辞泉)

・ぼんやり
意味:気持ちが集中せず間が抜けていること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

・呆然(ぼうぜん)
意味:気抜けしてぼんやりしたさま。また、あきれるさま。あっけにとられるさま。茫然。忙然。惘然。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・ぽかん
意味:目や口などを開けるさま。また、ぼんやりしているさま。ぽかん。ぽっかり。(出典:デジタル大辞泉)

・もやもや
意味:朦朧(もうろう)として正体がはっきりつかめないような、不分明なさまを表わす語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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