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あわよくばとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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あわよくば

「あわよくば恋人になりたい」などのように使う「あわよくば」という言葉。

「あわよくば」は、形容詞の「あわよい」と接続詞の「ば」を組み合わせた連語です。

「あわよくば」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「あわよくば」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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あわよくばの意味

「あわよくば」には次の意味があります。

運がよければ。よい機会が得られれば。うまくいけば。(出典:デジタル大辞泉)

自分が願っていることに対して、チャンスさえあれば実行したいときに使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

あわよくば、扉から出てきたところを不意打ちにできると思った。
(出典:水野良『剣の国の魔法戦士』)

・相手の第一撃を弾き返し、あわよくば逆襲するつもりだったのである。
(出典:吉野匠『レイン5 武闘会、開幕』)

・そあわよくば人気者に、ぐらいの気持がないと駄目だ。
(出典:小林信彦『夢の砦』)

あわよくば、話に乗って、幾分の一の報酬でも約したいと考えた。
(出典:吉川英治『牢獄の花嫁』)

・わずか二十数人で京をあわよくば占領しようという壮士どもが、である。
(出典:司馬遼太郎『燃えよ剣 1 (上)』)

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類語

出来れば(できれば)
意味:可能であるならば。(出典:デジタル大辞泉)

願わくば(ねがわくば)
意味:願うところは。(出典:デジタル大辞泉)

隙あれば(すきあれば)
意味:つけこむ機会があれば。(出典:精選版 日本国語大辞典)

機会があれば(きかいがあれば)
意味:チャンスがあれば。(出典:デジタル大辞泉)

万一(まんいち)
意味:もしも。(出典:デジタル大辞泉)

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