都合とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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都合

「今日は都合が悪い」などのように使う「都合」という言葉。

「都合」は、音読みで「つごう」と読みます。

「都合」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「都合」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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都合の意味

「都合」には次の四つの意味があります。

1 何かをするときにほかの物事に影響を及ぼす事情。わけ。
2 ぐあいがよいか悪いかということ。
3 やりくりをすること。繰りあわせること。
4 (副詞的に用いて)すべて合わせて。合計。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

都合の意味①「何かをするときにほかの物事に影響を及ぼす事情。わけ。」

「都合」の一つ目の意味は「何かをするときにほかの物事に影響を及ぼす事情。わけ。」です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・退社の理由は一身上の都合というだけで、細かいことはなにもわからない。
(出典:森村誠一『棟居刑事の復讐』)

・よしんば都合が無かつたにしても人間には忘れるといふ事があるから。
(出典:薄田泣菫『茶話』)

・当山の許可を受けて、都合によりここより一切登山を止めておりまする。
(出典:直木三十五『南国太平記』)

類語

・理由(りゆう)
意味:物事がそうなった、また物事をそのように判断した根拠。わけ。子細(しさい)。事情。(出典:デジタル大辞泉)

・事情(じじょう)
意味:物事がある状態に至るまでの理由や状態。また、その結果。事の次第。(出典:デジタル大辞泉)

・次第(しだい)
意味:物事の、そうなるに至った理由。わけ。事情。(出典:デジタル大辞泉)

都合の意味②「ぐあいがよいか悪いかということ。」

「都合」の二つ目の意味は「ぐあいがよいか悪いかということ。」です。

この意味で使われる場合は、「都合」に続いて「良い」「悪い」を付けて使います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その不便は敵も同様であったが、この場合には弱い者の方に都合がよい。
(出典:岡本綺堂『半七捕物帳』)

・それで君が上がられれば、これほど都合のいい事はないと思うですがね。
(出典:夏目漱石『坊っちゃん』)

・対英貿易に都合が悪いとかいう理由も同様で本気で信じることは出来ない。
(出典:戸坂潤『社会時評』)

類語

・具合(ぐあい)
意味:物事を行うにあたっての状況。都合。(出典:デジタル大辞泉)

・状態(じょうたい)
意味:人や物事の、ある時点でのありさま。(出典:デジタル大辞泉)

・状況(じょうきょう)
意味:移り変わる物事の、その時々のありさま。(出典:デジタル大辞泉)

都合の意味③「やりくりをすること。繰りあわせること。」

「都合」の三つ目の意味は「やりくりをすること。繰りあわせること。」です。

時間や予定を調整したり、資金を調達することに使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・けれども、前よりはしばしばここを通るように都合してくれました。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)

都合をつけなければならないと思つてらつしやるんですわ。
(出典:岸田国士『空の赤きを見て』)

類語

・工面(くめん)
意味:いろいろ手段・方法を考えて手はずを整えること。特に、なんとか工夫して金銭を用意すること。算段。(出典:デジタル大辞泉)

・調達(ちょうたつ)
意味:必要な金品などを取りそろえること。また、取りそろえて届けること。(出典:デジタル大辞泉)

・捻出(ねんしゅつ)
意味: やりくりして、金銭・時間などをつくること。(出典:デジタル大辞泉)

都合の意味④「(副詞的に用いて)すべて合わせて。合計。」

「都合」の四つ目の意味は「(副詞的に用いて)すべて合わせて。合計。」です。

「都合」の語源は「全てを合わせる」という意味です。
元々の意味としても使われています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これより先、この板囲いの中には都合五人の黒いのが隠れておりました。 
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・それで都合五人が集まって恋愛論批判展開の色々の方針を立てて見た。 
(出典:戸坂潤『『唯研ニュース』』)

・日本仏像の部には絵像四種、木像金像とも三十四種、都合三十八種あり。
(出典:井上円了『欧米各国 政教日記』)

類語

・合計(ごうけい)
意味:二つ以上の数値を合わせまとめること。また、そのようにして出した数。(出典:デジタル大辞泉)

・合算(がっさん)
意味:一緒に合わせて計算すること。合計。(出典:デジタル大辞泉)

・総計(そうけい)
意味:全体をひっくるめて計算すること。また、その合計。(出典:デジタル大辞泉)

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