辛酸を嘗めるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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辛酸を嘗める

「辛酸を嘗めさせられた」などのように使う「辛酸を嘗める」という言葉。

「辛酸を嘗める」は、「辛酸」は音読み、「嘗める」は訓読みで「しんさんをなめる」と読みます。

「辛酸を嘗める」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「辛酸を嘗める」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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辛酸を嘗めるの意味

「辛酸を嘗める」には次の意味があります。

つらいめにあう。苦しいことを経験する。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「辛酸を嘗める」をわかりやすく言うと「つらい思いをする」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・正直、導果には辛酸を嘗めさせられてきたが恨みは微塵も感じなかった。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録09 刃を砕く復讐者(下)』)

・牛もクリーも探検隊の人々自身もなんのためにこの辛酸を嘗めているかは知らないのである。
(出典:寺田寅彦『柿の種』)

・この人は抽斎の父允成が、子婦には貧家に成長して辛酸を嘗めた女を迎えたいといって選んだものだそうである。 夫婦の齢は抽斎が十九歳、定が十七歳であった。
(出典:森鴎外『渋江抽斎』)

・もとより人の一生はそと見にはどんなに為合せそうに見えても、内に多少の辛酸を嘗めなかった人がいる筈もないが、先生の場合にはおよそそこに保留をつける必要がないように思われる。
(出典:福永武彦『第五随筆集 書物の心』)

・戦争のおかげで辛酸を嘗め暗黒の青春を送った彼女は、その反動で快楽主義者となった。
(出典:酒井美意子『ある華族の昭和史』)

類語

憂さ(うさ)
意味:気持ちが晴れないこと。思うに任せない、つらい気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

息苦しい(いきぐるしい)
意味:圧迫感があって息が詰まるような感じである。(出典:デジタル大辞泉)

天を仰ぐ(てんをあおぐ)
意味:嘆いて、神に訴えるように顔を上方へ向ける。(出典:デジタル大辞泉)

重荷(おもに)
意味:能力をこえた大きな責任。(出典:デジタル大辞泉)

火宅(かたく)
意味:仏教用語。人々が,実際はこの世が苦しみの世界であるのに,それを悟らないで享楽にふけっていることを,焼けつつある家屋 (火宅) の中で,子供が喜び戯れているのにたとえた言葉。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

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