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踊り場とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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踊り場

「各階の踊り場」などのように使う「踊り場」という言葉。

「踊り場」は、訓読みで「おどりば」と読みます。

「踊り場」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「踊り場」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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踊り場の意味

「踊り場」には次の意味があります。

・ 階段の途中に、やや広く場所をとった平らな所。(出典:デジタル大辞泉)

階段の途中に設けられた平坦な小空間を指します。
そこから転じて、経済用語で景気が上昇する局面で、景気の回復が一旦鈍り、横ばいの状態にあることを指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・このときにドアは踊り場からほんの少ししか離れていなかったはずである。
(出典:甲賀三郎『蜘蛛』)

・一筋の明りが部屋からさしていて踊り場のところを横さまに流れていた。
(出典:ジッド/山内義雄訳『狭き門』)

・人気のない階段の踊り場で、ぼくは遠子先輩にこれまでのことを話した。
(出典:野村美月『文学少女シリーズ(全16巻) 2 “文学少女”と飢え渇く幽霊』)

・私は階段を夢中で駆け下り、人気のない踊り場の壁にもたれて一人泣いた。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 16 バラエティギフト』)

・弁護士たちは下の踊り場に集まって、さてどうしたものだろうと相談した。
(出典:カフカ/中野孝次訳『審判』)

類語

階段(かいだん)
意味:高さの異なる床面を連絡する段々の通路。斜めに渡した簓桁(ささらげた)と水平の踏み板からなる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

タラップ(trap)
意味:船や航空機などの乗り降りに用いられる鉄製の階段状のはしご。(出典:精選版 日本国語大辞典)

一段落(いちだんらく)
意味:物事が一応かたづくこと。ひとくぎり。(出典:デジタル大辞泉)

間を置く(まをおく)
意味:時間的または距離的に、間隔をあける。(出典:デジタル大辞泉)

横這い(よこばい)
意味:物価・相場・計数などで目立った変動のない状態が続くこと。(出典:デジタル大辞泉)

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