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サンクチュアリとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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サンクチュアリ

「現代社会のサンクチュアリ」などのように使う「サンクチュアリ」という言葉。

「サンクチュアリ」は、英語で「sanctuary」と読みます。

「サンクチュアリ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「サンクチュアリ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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サンクチュアリの意味

「サンクチュアリ」には次の意味があります。

聖域。禁猟区。鳥獣保護区。(出典:精選版 日本国語大辞典)

もともとの英語の意味は「聖域。聖なる場所。」という意味です。
そこから、ほうっておくと絶滅するおそれのある野生動物を安全に管理し、増殖育成をはかるための区域を指すようにもなりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その時、サンクチュアリに入って、いいところだなと思った。
(出典:板東眞砂子『蟲』)

・そう、ここは乙女の為のサンクチュアリなのかもしれません。
(出典:嶽本野ばら『それいぬ 正しい乙女になるために』)

・おれのような通りすがりの客ではなく、サンクチュアリに住んでいる移住者たちのことだ。
(出典:ハインライン『宇宙の戦士』)

・もし、そんな人が自殺をはかったとしたら、そのあとで苦しみながら教会にきて、サンクチュアリなんて口にするかしら?
(出典:クリスティ/各務三郎訳『ミス・マープルのご意見は? 4』)

・王宮の中でも京の内と呼ばれる広大な敷地は王族神・聞得大君や限られた神女しか立ち入ることのできないサンクチュアリだ。
(出典:池上永一『テンペスト1 若夏の巻』)

類語

聖域(せいいき)
意味:神聖な地域。また、比喩的に、戦火などを及ぼすことはしないと、当事国双方が了解している地域。または、問題として取りあげてはならないとされている事柄。(出典:精選版 日本国語大辞典)

神殿(しんでん)
意味:神をまつる建物。(出典:精選版 日本国語大辞典)

駆け込み寺(かけこみでら)
意味:何か困ったことがあったときに相談に乗ってくれる人や機関。(出典:デジタル大辞泉)

境内(けいだい)
意味:境界の内側。特に、神社や寺院の敷地の内側。(出典:精選版 日本国語大辞典)

動物保護区(どうぶつほごく)
意味:野生動物を保護するために特定の区域を定め、その中での狩猟、開発、そのほか保護すべき動物の保全育成に支障をきたすような行為を、禁止または制限した地域(自然環境)をいう。(出典:世界大百科事典 第2版)

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