誤解
「誤解を解く」などのように使う「誤解」という言葉。
「誤解」は、音読みで「ごかい」と読みます。
「誤解」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「誤解」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
誤解の意味
「誤解」には次の意味があります。
・ある事実について、まちがった理解や解釈をすること。相手の言葉などの意味を取り違えること。（出典：デジタル大辞泉）
「誤解」とはつまり、「ある事柄や相手の言ったことについて、間違って理解してしまうこと」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・おまえたちは誤解していたようだが、わしはなにも 知らんことなのだ。
（出典：シェイクスピア／三神勲訳『マクベス』）
・但し今の場合を次のような場合として理解するならばそれは誤解である。
（出典：戸坂潤『科学方法論』）
・その誤解をとくのには、如何なる借金をするよりも骨が折れたのである。
（出典：豊島与志雄『失策記』）
・お父は自分は今までいつも誤解されてきたと言い、判事はそう思うと言った。
（出典：トウェイン／刈田元司訳『ハックルベリ・フィンの冒険』）
・けれどただ、お通の姿をその人たちに見せて、誤解を招いてはいけない。
（出典：吉川英治『宮本武蔵』）
類語
・勘違い（かんちがい）
意味：間違って思い込むこと。（出典：デジタル大辞泉）
・思い違い（おもいちがい）
意味：間違えて思い込むこと。また、その事柄。（出典：デジタル大辞泉）
・誤想（ごそう）
意味：誤ってこうだと思いこむこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・心得違い（こころえちがい）
意味：思い違い。（出典：デジタル大辞泉）
・混同（こんどう）
意味：区別しなければならないものを同一のものとして扱うこと。（出典：デジタル大辞泉）
