脚色とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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脚色

「事実を脚色する」などのように使う「脚色」という言葉。

「脚色」は、音読みで「きゃくしょく」と読みます。

「脚色」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「脚色」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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脚色の意味

「脚色」には次の二つの意味があります。

1 小説や事件などを舞台・映画・放送で上演できるように脚本にすること。
2 事実をおもしろく伝えるために粉飾を加えること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

脚色の意味①「小説や事件などを舞台・映画・放送で上演できるように脚本にすること。」

「脚色」の一つ目の意味は「小説や事件などを舞台・映画・放送で上演できるように脚本にすること。」です。

この意味の「脚色」は、「演劇、映画、ドラマ等の脚本として書くこと」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・演出家が脚色を加えることもあれば、本番でアドリブが入ることもある。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)

・しかし、そんな作者、もしくは脚色家は、極めて少数であったらしく思われる。
(出典:夢野久作『能とは何か』)

・私はこのロマンが好きで、これを多少脚色して三幕の戯曲を作ったこともある。
(出典:酒井美意子『ある華族の昭和史』)

・井上靖氏の「風林火山」を脚色演出した仕事も印象が深く残っている。
(出典:池波正太郎『おおげさがきらい (池波正太郎未刊行エッセイ集1)』)

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類語

劇化(げきか)
意味:事件や小説などを劇にすること。(出典:デジタル大辞泉)

演出(えんしゅつ)
意味:演劇・映画・テレビなどで、台本をもとに、演技・装置・照明・音響などの表現に統一と調和を与える作業。(出典:デジタル大辞泉)

アダプテーション
意味:原作となる小説や戯曲を,映画的に脚色ないしは潤色すること。テレビドラマの場合も同様である。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

改作(かいさく)
意味:すでにできている作品に手を加え、作り直すこと。また、その作品。(出典:大辞林 第三版)

脚色の意味②「事実をおもしろく伝えるために粉飾を加えること。」

「脚色」の2つ目の意味は「事実をおもしろく伝えるために粉飾を加えること。」です。

この意味の「脚色」は、「事実を飾り立て、大げさにおもしろく言う」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし彼女が個々のエピソードをかなり勝手に脚色していたのは、確かだと思う。
(出典:リルケ/星野慎一訳『マルテの手記』)

・あなたの伝説はあまりに有名すぎるし、それが一五〇〇年もかかって脚色されてきたんだもの。
(出典:虚淵玄『Fate/Zero Vol.1 「第四次聖杯戦争秘話」』)

・おそらくこれも、あの谷内が大いに脚色を加えているものと思える。
(出典:岩井志麻子『黒焦げ美人』)

・この程度の脚色は許されるんじゃないかね。
(出典:赤川次郎『名探偵はひとりぼっち』)

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類語

修飾(しゅうしょく)
意味:飾り立てること。実質以上につくろい、整えること。(出典:大辞林 第三版)

粉飾(ふんしょく)
意味:立派にみせかけること。うわべをとりつくろうこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

潤色(じゅんしょく)
意味:表面をつくろい飾ったり事実を誇張したりしておもしろくすること。(出典:デジタル大辞泉)

尾鰭を付ける(おひれをつける)
意味:実際にないことを付け加えて話を大げさにする。(出典:デジタル大辞泉)

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