混沌とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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混沌

「混沌の中」などのように使う「混沌」という言葉。

「混沌」は、音読みで「こんとん」と読みます。

「混沌」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「混沌」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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混沌の意味

「混沌」には次の二つの意味があります。

1 天地がまだ開けず不分明である状態。
2 すべてが入りまじって区別がつかないさま。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

混沌の意味①「天地がまだ開けず不分明である状態。」

「混沌」の一つ目の意味は「天地がまだ開けず不分明である状態。」です。

宇宙が創造される前の状態を指します。
元々は「渾沌」という表記でしたが、「渾」が常用外漢字だったため、「混」という文字が使われるようになりました。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・かれの下には、新しい宇宙が混沌の中から生まれ出ようとしていた。
(出典:P・J・ファーマー『異世界の門』)

・新しく小説を書こうとする時、魔利は宇宙の混沌の中に、放り出される。
(出典:森茉莉『贅沢貧乏』)

・祖神はその八本の腕に四つの楽器を持ち、四つの顔で歌う事により混沌の世界に意味を与えた。
(出典:榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 第2話』)

・世界が創られたばかりのころ、力ある精霊が万象に名をつけ、混沌こんとんの世界に秩序をもたらそうとした。
(出典:西東行『鳥は星形の庭におりる』)

混沌の意味②「すべてが入りまじって区別がつかないさま。」

「混沌」の二つ目の意味は「すべてが入りまじって区別がつかないさま。」です。

物事がぐちゃぐちゃに混ざっている様子を表します。カオスとも。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・体はいつも通りに動いているが、意識は混沌こんとんとした世界をさまよっていた。
(出典:板東眞砂子『死国』)

・突っ込みのいない集団というのは、中々に混沌としていて面白いだろう?
(出典:沖田雅『先輩とぼく 02』)

・僕は暫く静かに坐っていてから、あの混沌、あの騒乱の中へ出て行こう。
(出典:ウルフ/鈴木幸夫訳『波』)

・しかし、その鎌倉がまた混沌で、京都をかえりみている余裕はなかった。
(出典:吉川英治『私本太平記』)

類語

・カオス
意味:ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態。混沌。無秩序。ケーオス。(出典:デジタル大辞泉)

・無秩序(むちつじょ)
意味:秩序がないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・目茶苦茶(めちゃくちゃ)
意味:どうにもならないほどこわれること。まったく悪い状態になること。また、そのさま。めちゃめちゃ。めちゃ。むちゃくちゃ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・ごちゃごちゃ
意味:いろいろな物が秩序なく入りまじって、雑然としているさま。(出典:デジタル大辞泉)

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