治めるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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治める

「国を治める」などのように使う「治める」という言葉。

「治める」は、訓読みで「おさめる」と読みます。

「治める」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「治める」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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治めるの意味

「治める」には次の三つの意味があります。

1 乱れているものを、落ち着いて穏やかな状態にする。争いや動揺をしずめる。
2 世の中や家の中を秩序ある状態にする。統治する。
3 病気などを治す。
(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

治めるの意味①「乱れているものを、落ち着いて穏やかな状態にする。争いや動揺をしずめる。」

「治める」の一つ目の意味は「乱れているものを、落ち着いて穏やかな状態にする。争いや動揺をしずめる。」です。

言い換えると、混乱している状況を平穏な状態にすることを言います。
この意味では、同じ読みで「収める」と表記することもできます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それで間に人が立って、なんとか丸く治めて、溝辺町で式を挙げることにして。
(出典:小野不由美『屍鬼(上)』)

・なろうことなら、合戦にせずことを治めてほしいと思った。
(出典:海音寺潮五郎『天と地と(五)』)

・危険だしこの広川を治められるとも思っていなかったからなぁ。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 2』)

類語

静める・鎮める(しずめる)
意味:騒動や混乱をおさめる。(出典:デジタル大辞泉)

平らげる(たいらげる)
意味:反抗する者や敵を討ち、世をしずめる。平定する。(出典:デジタル大辞泉)

鎮圧(ちんあつ)
意味:おししずめること。特に武力をもっておさえつけること。沈圧。(出典:精選版 日本国語大辞典)

治めるの意味②「世の中や家の中を秩序ある状態にする。統治する。」

「治める」の二つ目の意味は「世の中や家の中を秩序ある状態にする。統治する。」です。

一言で言い換えると、統制がとれた状態にすることです。
主に、国や土地、家庭について言及する場合に用いられ、法律や規則、規律などによって世の中、あるいは日常生活が上手く回っている状態にすることを言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・惣介ならば、実仍や実綱の跡を継いで、国を治めることができると判断したのである。
(出典:咲村観『上杉謙信天の巻』)

・信州経営のためには、まず諏訪地方を治めることが第一であった。
(出典:柴田錬三郎『(柴錬立川文庫4) 忍者からす』)

・家庭をうまく治められない男に仕事ができるはずがない。
(出典:日本経済新聞社『私の履歴書』)

類語

統べる・総べる(すべる)
意味:全体をまとめて支配する。統轄する。(出典:デジタル大辞泉)

治まる(おさまる)
意味:政治の秩序が行き渡る。(出典:デジタル大辞泉)

牛耳る(ぎゅうじる)
意味:団体や組織を支配し、思いのままに動かす。牛耳を執る。(出典:デジタル大辞泉)

治めるの意味③「病気などを治す。」

「治める」の三つ目の意味は「病気などを治す。」です。

言い換えると、病気やケガなどで具合の悪くなった状態を元に戻したり、好ましい状態に戻す、という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・おとといから始まった発熱は、昨日の昼には治まりました。

・この薬で傷の炎症を治めましょう。

・食べて体力をつけておかないと、症状を治めるのにも時間がかかりますよ。

類語

治す(なおす)
意味:病気やけがを回復させる。治療する。(出典:デジタル大辞泉)

癒す(いやす)
意味:病気や傷をなおす。苦痛や飢えなどをなおしたりやわらげたりする。(出典:デジタル大辞泉)

医する(いする)
意味:病気を治す。また、疲れや飢え、心の傷などをなくす。いやす。(出典:デジタル大辞泉)

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