欺くとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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欺く

「相手を欺く」などのように使う「欺く」という言葉。

「欺く」は、訓読みで「あざむく」と読みます。

「欺く」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「欺く」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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欺くの意味

「欺く」には次の四つの意味があります。

1 言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。
2 …と負けずに張り合うほどである。…と紛れる。
3 軽く扱う。ばかにする。
4 そしる。あれこれ非難する。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

欺くの意味①「言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。」

「欺く」の一つ目の意味は「言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。」です。

「欺く」は、この意味で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・どんな人をも欺いてはいけないが、相手の女の夫だけはこの限りでない。
(出典:トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』)

・しかし、今となっては、もうこれ以上自分を欺くわけにはいかなかった。
(出典:トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』)

・政府軍の戦車は市街戦を想定して、敵の目を欺くように設計されている。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 下』)

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類語

・騙す(だます)
意味:うそを言って、本当でないことを本当であると思い込ませる。(出典:デジタル大辞泉)

・謀る(たばかる)
意味:計略をめぐらしてだます。たぶらかす。(出典:デジタル大辞泉)

・賺す(すかす)
意味:言いくるめてだます。(出典:デジタル大辞泉)

欺くの意味②「…と負けずに張り合うほどである。…と紛れる。」

「欺く」の二つ目の意味は「…と負けずに張り合うほどである。…と紛れる。」です。

「昼を欺くばかりの明るさ」や「雪を欺く白い肌」などのように、比喩的に使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・冬の午後、こうした陳列品は皆、昼を欺くばかりに明るく照明されている。
(出典:マン/佐藤晃一訳『トーマス・マン短編集2』)

・地下鉄の中には、煌々と昼を欺くような明るい灯がついていた。
(出典:海野十三『空襲葬送曲』)

・振り返る人の衣の色は黄に似て夜を欺くを、黒いものが幾筋も竪に刻んでいる。
(出典:夏目漱石『虞美人草』)

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類語

・競う(きそう)
意味:互いに負けないように張り合う。競争する。(出典:デジタル大辞泉)

・鎬を削る(しのぎをけずる)
意味:激しく刀で切り合う。転じて、激しく争う。(出典:デジタル大辞泉)

・割拠(かっきょ)
意味:それぞれが自分の領地を根拠地として勢力を張ること。(出典:デジタル大辞泉)

欺くの意味③「軽く扱う。ばかにする。」

「欺く」の三つ目の意味は「軽く扱う。ばかにする。」です。

人を小馬鹿にするというような意味ですが、現代ではあまり使われません。

類語

・蔑む(さげすむ)
意味:人格・能力などが劣った者、卑しい者としてばかにする。(出典:大辞林 第三版)

・見下す(みくだす)
意味:相手をばかにして見る。(出典:デジタル大辞泉)

・侮る(あなどる)
意味:相手を見下げて軽んずる。見くびる。軽蔑する。(出典:大辞林 第三版)

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欺くの意味④「そしる。あれこれ非難する。」

「欺く」の四つ目の意味は「そしる。あれこれ非難する。」です。

相手の言動などを批判するという意味ですが、現在ではあまり使われません。

類語

・批判(ひはん)
意味:人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。(出典:デジタル大辞泉)

・毒づく(どくづく)
意味:はげしく悪口を言う。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・物申す(ものもうす)
意味:要求や反対意見などを言う。(出典:デジタル大辞泉)

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