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有象無象とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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有象無象

「有象無象の輩」などのように使う「有象無象」という言葉。

「有象無象」は、音読みで「うぞうむぞう」と読みます。

「有象無象」とはどのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「有象無象」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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有象無象の意味

「有象無象」には次の意味があります。

取るに足りない種々雑多な人々。多く集まったつまらない連中。(出典:学研 四字熟語辞典)

「有象無象」をわかりやすく言うと「くだらない連中」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・吉香公園の前線司令部に到着してからは、有象無象はいなくなった。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 15 山口防衛戦4』)

・小さく音をたてて扉が閉じると、有象無象の気配がまた戻ってきた。
(出典:新田一実『魔鏡の姫神 霊感探偵倶楽部』)

・やみくもに姫神の気配につられて近づいてくる有象無象の雑霊もいるだろう。
(出典:新田一実『妖鬼の呼ぶ声 霊感探偵倶楽部』)

・そしてそれを君や世間の有象無象に踏んづけさせてくれようと云ふんだね。
(出典:長与善郎『青銅の基督』)

・ただ、そこで出会った有象無象と実際に会うというなら話は別だ。
(出典:竹宮ゆゆこ『わたしたちの田村くん 第02巻』)

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類語

万有(ばんゆう)
意味:宇宙に存在するすべての物。万物。万象。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

五大(ごだい)
意味:仏語。万物をつくる五つの要素。地・水・火・風・空の五大種。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

生きとし生けるもの(いきとしいけるもの)
意味:この世に生きているすべてのもの。あらゆる生物。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

一切衆生(いっさいしゅじょう)
意味:仏語。この世に生を受けたすべての生き物。特に人間をいう。一切有情。(出典:学研 四字熟語辞典)

森羅万象(しんらばんしょう)
意味:宇宙に存在する一切のもの。あらゆる事物・現象。(出典:学研 四字熟語辞典)

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