有給休暇
「有給休暇で旅行に行く」などのように使う「有給休暇」という言葉。
「有給休暇」は、音読みで「ゆうきゅうきゅうか」と読みます。
「有給休暇」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「有給休暇」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
有給休暇の意味
「有給休暇」には次の意味があります。
・休んでも出勤と同様に賃金の支払われる休暇。（出典：デジタル大辞泉）
働いている人が休息、娯楽、教養などの目的のために休日とは別に取りたいときに取ることができ、労働義務を免除されて賃金が支払われる休暇のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・彼女は前の日から有給休暇を取って、勤めている会社を休んでいた。
（出典：勝目梓『女王蜂の身代金』）
・義叔父さんは、有給休暇をとってまでわざわざ義姪の卒業式に参列した。
（出典：今野緒雪『マリア様がみてる 33 ハロー グッバイ』）
・溜まってる有給休暇をドーンと使って、どこか海外でも行ってこい。
（出典：万城目学『プリンセス・トヨトミ』）
・たとえ有給休暇があるとはいえ、突然、来週からというのでは勝手すぎる。
（出典：渡辺淳一『ひとひらの雪(上)』）
・入院で有給休暇を使いすぎたことだけが、唯一、姉貴の後悔なのだろう。
（出典：樋口有介『11月そして12月』）
・有給休暇がたくさん残っていて、会社から休め休めって言われているくらいなんですから。
（出典：内田康夫『贄門島(にえもんじま)下』）
・今の有給休暇消化率では、とらない人がほとんどだろうけど、制度として用意して欲しい。
（出典：沖藤典子『女が会社へ行きたくない朝』）
・太陽に有給休暇をやりたいくらいの酷暑が今日も続いている。
（出典：谷川流『3 涼宮ハルヒの退屈』）
