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反面教師とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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反面教師

「彼の行いを反面教師とする」などのように使う「反面教師」という言葉。

「反面教師」は、音読みで「はんめんきょうし」と読みます。

「反面教師」とはどのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「反面教師」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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反面教師の意味

「反面教師」には次の意味があります。

悪い見本として反省や戒めの材料となる物事。また、そのような人(出典:学研 四字熟語辞典)

「反面教師」をわかりやすく言うと「悪い意味で参考となる、真似すべきでない物事や人」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・むしろ、不完全な親を反面教師にして、子供は自主独立の精神を養うんだ。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 03 雌伏篇』)

・旧世界の失敗を反面教師として、我々は今度こそ永遠の理想郷を地球圏に構築してゆくことでしょう。
(出典:福井晴敏『∀ガンダム(下)』)

・これは、そうした他人の心に無頓着だった父や母から反面教師的に学んだことだった。
(出典:藤堂志津子『ジョーカー』)

反面教師になってもいい、嫌われてもいい、という信念が先生にない。
(出典:養老孟司『バカの壁』)

・親に反抗ばかりしている姉を反面教師として持ったから、あんたはそういう賢いいい子に育ったのよ。
(出典:新津きよみ『愛読者』)

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類語

悪例(あくれい)
意味:慣習となっているよくない例。悪い先例。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

悪習(あくしゅう)
意味:悪い風習。悪い習慣。悪弊。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

悪弊(あくへい)
意味:悪い習わし。悪習。悪風。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

悪風(あくふう)
意味:悪い風俗や習慣。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

戒め(いましめ)
意味:前もって注意すること。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

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