捻出とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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捻出

「捻出する」などのように使う「捻出」という言葉。

「捻出」は、音読みで「ねんしゅつ」と読みます。

「捻出」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「捻出」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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捻出の意味

「捻出」には次の二つの意味があります。

1 知恵をしぼって考え出すこと。                                   2 やりくりして、金銭・時間などをつくること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

捻出の意味①「知恵をしぼって考え出すこと。」

「捻出」の一つ目の意味は「知恵をしぼって考え出すこと。」です。

色々な考えを巡らせて、より良い手段を導き出すという意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そうすれば、またなんらかの良い結果を捻出できるかもしれない。(出典:アン・マキャフリー『恐竜惑星シリーズ(全2巻) 2 アイリータの生存者』)

・そこで中島は研究費の捻出方法を自分なりに考えてみた。(出典:中川靖造『海軍技術研究所』)

・深刻なのは彼らの行為が資金繰りというよりはその日その日の生活費を捻出するための操作であるということだった。(出典:開高健『パニック・裸の王様』)

・当局が捻出する文化のイデーは、どれとして民衆の既得の文化意識を満足させるものがない。(出典:戸坂潤『一九三七年を送る日本』)

類語

考案こうあん
意味:「考案」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作(出典:産学連携キーワード辞典)

工夫くふう
意味:よい方法や手段をみつけようとして、考えをめぐらすこと。また、その方法や手段。(出典:デジタル大辞泉)

発案はつあん
意味:案を考え出すこと。ある案を最初に言い出すこと。(出典:デジタル大辞泉)

創案そうあん
意味:物事を最初に考え出すこと。また、その考え。(出典:デジタル大辞泉)

捻出の意味②「やりくりして、金銭・時間などをつくること。」

「捻出」の二つ目の意味は「やりくりして、金銭・時間などをつくること。」です。

苦労をして費用や時間などを作り出すという意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・高杉が同僚に話したことは嘘で、何か別の方法で金を捻出したのではないか。(出典:今邑彩『少女Aの殺人』)

・その一方で夫の治療費を何としても捻出しなければならなかった。(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第7巻 「コーラルの嵐」』)

・設問の準備ではなく、まずそのための時間を捻出せねばならない。(出典:冲方丁『天地明察』)

・サラリーマンをしている弟の和夫にはとうてい捻出できない金額であった。(出典:森瑤子『女ざかり』)

類語

工面くめん
意味:いろいろ手段・方法を考えて手はずを整えること。特に、なんとか工夫して金銭を用意すること。(出典:デジタル大辞泉)

やり繰りやりくり
意味:不十分なものをあれこれ工夫して都合をつけること。(出典:デジタル大辞泉)

賄うまかなう
意味:費用・人手などを用意する。ととのえる。(出典:デジタル大辞泉)

切盛りきりもり
意味:物事をうまく処理すること。切り回し。(出典:デジタル大辞泉)

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