成敗とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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成敗

「悪を成敗する」などのように使う「成敗」という言葉。

「成敗」は、音読みで「せいばい」と読みます。

「成敗」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「成敗」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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成敗の意味

「成敗」には次の四つの意味があります。

1 政治を行なうこと。政務を執ること。
2 とりはからうこと。
3 さばくこと。裁決すること。
4 こらしめること。処罰すること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

成敗の意味①「政治を行なうこと。政務を執ること。」

「成敗」の一つ目の意味は「政治を行なうこと。政務を執ること。」です。

国などのまつりごとを行うという意味で用いられます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いかなる賢王賢主の御政(まつりごと)も、摂政関白の御成敗も。
(出典:『平家物語・一』)

・われ一己(いっこ)にて成敗を主(つかさど)ればこそ。
(出典:曲亭馬琴『椿説弓張月』)

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類語

執政(しっせい)
意味:政治をとること。国政をとること。(出典:)

政務(せいむ)
意味:政治上の事務(出典:デジタル大辞泉)

成敗の意味②「とりはからうこと。」

「成敗」の二つ目の意味は「とりはからうこと。」です。

「物事を上手く処理すること」という意味で用いられます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・「大奥に御奉公の女として成敗します」 スルスルと銭十郎の方に寄った。
(出典:山田風太郎『忍びの卍(まんじ)』)

・今度の軍(いくさ)の成敗をば三浦平六左衛門にぞ許されける。
(出典:『太平記・一〇』)

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類語

処置(しょち)
意味:その場や状況に応じた判断をし手だてを講じて、物事に始末をつけること。(出典:デジタル大辞泉)

工夫(くふう)
意味:よい方法や手段をみつけようとして、考えをめぐらすこと。(出典:デジタル大辞泉)

計画(けいかく)
意味:ことを行なうため、まえもってその方法などを考えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

成敗の意味③「さばくこと。裁決すること。」

「成敗」の三つ目の意味は「さばくこと。裁決すること。」です。

物事の善し悪しを判定する、という意味で使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・「お殿様、わたくしをご成敗なされませ」 於菊の返辞はそれであった。
(出典:柴田錬三郎『嗚呼 江戸城(中)』)

成敗は実に世の眼には見えないものである。
(出典:新渡戸稲造『自警録』)

・横山のとりあつかいによって吉平は成敗を受けずに切腹と云うことになった。
(出典:田中貢太郎『義人の姿』)

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類語

裁断(さいだん)
意味:理非、善悪を区別し定めること。どちらかに判断してきめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

判定(はんてい)
意味: 事物を判別して決定すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ジャッジメント
意味:審判を下すこと。判断。判定。また、判決。(出典:デジタル大辞泉)

成敗の意味④「こらしめること。処罰すること。」

「成敗」の四つ目の意味は「こらしめること。処罰すること。」です。

「喧嘩両成敗」などはこの意味で用いられます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・こんなデザインをした者は、刀で成敗されてしかるべきです。
(出典:林田清明『チェンバレン教授宛1893年7月22日付手紙 』)

・悪いやつを成敗することよりも、悪を生みだすのを未然に防ぐことを少しは考えるべきではないのか。
(出典:大塚公子『57人の死刑囚』)

・しかし彼は、そんな理由でお波を離縁したり成敗したりするのをやめたのではなかった。
(出典:山田風太郎『修羅維新牢』)

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類語

処分(しょぶん)
意味:規則・規約などを破った者に罰を加えること。(出典:デジタル大辞泉)

処罰(しょばつ)
意味:刑罰に処すること。罪に相当する罰を与えること。罰すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

仕置(しおき)
意味:処罰。処分。成敗。おしおき。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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