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御粧とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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御粧

「花の節句で御粧した女の子」などのように使う「御粧」という言葉。

「御粧」は、訓読みで「おめかし」と読みます。

「御粧」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「御粧」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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御粧の意味

「御粧」には次の意味があります。

めかすこと。おしゃれをすること。きれいに装い飾ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「化粧してよそおうこと」を意味する「粧し(めかし)」に接頭語の「御(お)」がついた語になります。
「めかす」自体には「冗談めかす」「秘密めかす」のように「それらしく見せる」という意味もあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・玲が子供の時、おめかしをして勤めに出ていたのを覚えているくらいだ。
(出典:坂東眞砂子『蛇鏡』)

・家に迎えに来るというので、おめかしして待っていると、電話がかかる。
(出典:坂東眞砂子『13のエロチカ』)

・扉があいて、髪に油をつけ、ぴかぴかにおめかしをした母が入ってきた。
(出典:タニス・リー『銀色の恋人』)

・あんたと一緒だからと思つて、こんなにおめかしをしたんぢやないの。
(出典:岸田国士『昨今横浜異聞(一幕)』)

・ウィリアムだって、あのおめかし屋さんの女に金を掛けた方がいいのよ。
(出典:ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』)

類語

洒落込む(しゃれこむ)
意味:念入りにおしゃれをする。めかしこむ。(出典:デジタル大辞泉)

飾り立てる(かざりたてる)
意味:目立つようにはでに飾る。(出典:デジタル大辞泉)

色気付く(いろけづく)
意味:異性に関心をもちはじめる。性に目覚める。(出典:デジタル大辞泉)

身繕(みづくろう)
意味:身なりや髪などをととのえる。身支度をする。(出典:精選版 日本国語大辞典)

着道楽(きどうらく)
意味:ぜいたくな衣服を買いこんだり、着飾ったりすること。衣服に金をかける趣味。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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